Lenovoから発売されているハイエンドゲーミングタブレット『Legion Tab』について世代別にスペックや特徴についてまとめました。
① Legionシリーズについて
Legionシリーズ(というかLenovoのタブレット全般)は型番とか年式が複雑なんですよね。今回記事を書いたのはそのややこしタブレットについての備忘録のようなものです。

はじめに、Legionシリーズを含むLenovoタブレットは「中国市場向けのモデル」と「グローバル市場向けのモデル」があり、以下のような違いがあります。
| 中華モデル | グローバルモデル |
| 安価 | 高価(とはいえコスパ強) |
| 中国語、英語のみ | 多言語対応 |
| ZUI(独自OS) | Android OS |
| Playストアなし* | Playストアあり |
ざっくりまとめると、
・性能、スペックは同じだが中華モデルのほうが安価
・中華モデルは日本語非対応、Playストアなしなど制限あり
・ZUIはAndroidベースとした独自OSで人によっては使いにくいかも
パット見だと素直にグローバルモデルを買ったほうが良いと思う方もいるかと思います。実際、グローバルモデルで多少割高といえど業界的には破格のコスパであることに変わりないです。

ただ、中華モデルでもちょろっと操作をしてあげると日本語化できたりPlayストアを導入できたりするので、多少PCタブレットに詳しい人であれば安価な中華モデルを買うのもありです。
② 世代別スペック
ここからはLegionシリーズの世代ごとの特徴を紹介します。
Legion Y700
『Legion Y700』は2022年に発売された初代のLegionタブレットです。Legionシリーズは一貫して8.8インチのディスプレイとなっています。

| 製品概要 | |
|---|---|
| 端末名 | Legion Y700 |
| 型番 | TB-9707F |
| 発売年 | 2022年3月 |
| 備考 | コードネーム:Pike グローバルモデル:なし 干支:寅 |
仕様・スペックは以下の通りです。
| OS | ZUI 13 ※Android 11ベース |
|---|---|
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 870 |
| メモリ/ストレージ | 8GB + 128GB 12GB + 256GB |
| カメラ | 画素数:1,300万画素(背面カメラ) 画素数:800万画素(インカメラ) |
| ディスプレイ | サイズ:8.8インチ(液晶) 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:240Hz |
| 解像度 | 解像度:2,560×1,600(WQXGA) 画面比率:16:10 |
| ネットワーク・通信 | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.1 ※キャリア通信は非対応 |
| MicroSDカード | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
| サイズ | 長辺:207mm 短辺:128mm 厚さ:7.9mm |
| 重さ | 375g |
| バッテリー容量 | 6,550mAh |
| 防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
| NFC | NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
| その他 | USB 3.1 Gen 2 Type-C ×1 イヤホンジャック搭載 デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載(ベイパーチャンバー)8,500mm2 |
| 備考 |
Legionシリーズは販売画像が発売年の干支の動物になっています。(2022年=寅)*途中でややこしくなります。
特徴としてはLegionシリーズで唯一のオーディオ端子が存在している。SoCは2026年現在では物足りないとはいえ、相当重たいゲームでなければまだまだサブ機として現役の一台。なお、当モデルにはグローバルモデルはありません。
Legion Y700 2023 Gen2
Legion Y700 2023 Gen2は2023年に発売された2代目のLegionタブレットです。

| 製品概要 | |
|---|---|
| 端末名 | Legion Y700 2023 Gen2 |
| 型番 | TB320FC |
| 発売年 | 2023年7月 |
| 備考 | コードネーム:Asphalt グローバルモデル:Lenovo Legion Tab 日本向けモデル:LAVIE Tab T9 干支:兎 |
仕様・スペックは以下の通りです。
| OS | ZUI 15 ※Android 13ベース |
|---|---|
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
| メモリ/ストレージ | 12GB + 256GB 16GB + 512GB |
| カメラ | 画素数:1,300万画素(背面メイン) 画素数:200万画素(背面マクロ) 画素数:800万画素(インカメラ) |
| ディスプレイ | サイズ:8.8インチ 最大リフレッシュレート:144Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
| 解像度 | 解像度:2,560×1,600(WQXGA) 画面比率:16:10 |
| ネットワーク・通信 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 ※キャリア通信は非対応 |
| MicroSDカード | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
| サイズ | 長辺:208mm 短辺:129mm 厚さ:7.6mm |
| 重さ | 350g |
| バッテリー容量 | 6,550mAh |
| 防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
| NFC | NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
| その他 | USB 3.1 Gen 2 Type-C ×1 USB 2.0 Type-C ×1 デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載(ベイパーチャンバー)8,500mm2 |
| 備考 | イヤホンジャック端子廃止 |
特徴としては、この世代からグローバルモデルが登場。日本向けモデルとしてはNECからOEM専売で『LAVIE Tab T9』がリリースされています。

グローバルモデルとしては以下の通りです。

| モデル名 | Lenovo Legion Tab |
| 型番 | TB320FC |
さっそくLenovoのクソややこしいところが出るのですが、当モデルは
① Legion Y700 2023 Gen2(中華版):TB320FC
② Lenovo Legion Tab(グローバル版):TB320FC
③ LAVIE Tab T9(日本向け):T0995/HAS
があり、日本向けモデルはさておき、中華版とグローバル版が同じ型番でリリースされています。中古市場には「中華版にグローバルROMを焼き直したもの」を「グローバル版」として出品している方も多く、注意が必要です。
Legion Y700 2025 Gen3
Legion Y700 2025 Gen3は2024年発売された3代目のLegionタブレットです。ここからややこしくなるのですが、2024年発売なのにモデル表記が2025になっており、それでいて販売画像には竜(2024年)がいます。

| 製品概要 | |
|---|---|
| 端末名 | Legion Y700 2025 Gen3 |
| 型番 | TB321FU |
| 発売年 | 2024年9月 |
| 備考 | コードネーム:Kirby グローバルモデル:Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) 干支:辰 |
仕様・スペックは以下の通りです。
| OS | ZUI 16 ※Android 14ベース |
|---|---|
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen3 |
| メモリ/ストレージ | 12GB + 256GB 16GB + 512GB |
| カメラ | 画素数:1,300万画素(背面メイン) 画素数:200万画素(背面マクロ) 画素数:800万画素(インカメラ) |
| ディスプレイ | サイズ:8.8インチ(LCD) 最大リフレッシュレート:165Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
| 解像度 | 解像度:2,560×1,600(WQXGA) 画面比率:16:10 |
| ネットワーク・通信 | Wi-Fi 7 Bluetooth 5.4 ※キャリア通信は非対応 |
| MicroSDカード | なし |
| サイズ | 長辺:208mm 短辺:129mm 厚さ:7.6mm |
| 重さ | 347.4g |
| バッテリー容量 | 6,550mAh |
| 防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
| NFC | NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
| その他 | USB Type-C (USB 3.2 Gen 2 + USB 2.0) バイパス充電:対応 |
| 備考 | USB 3.1 Gen 2 Type-C ×1 USB 2.0 Type-C ×1 イヤホンジャックなし microSDカードスロット廃止 |
特徴としては、何といっても「SDカードスロットが廃止された」点です。これは地味に痛いところです。また、当モデルでもグローバルモデルが出ており、Lenovo公式から国内向けとして現行販売されているモデルになります。(2026年3月時点)※追記あり

グローバルモデルとしては以下の通りです。

| モデル名 | Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) |
| 型番 | TB321FU |
Legion Y700 Gen4
Legion Y700 Gen4は2025年発売された4代目のLegionタブレットです。混沌を極めていたモデル名ですが、通称としては「2025」が消えて「Gen4」となっています。また販促画像にもこれまであった干支の動物もなくなっています。

| 製品概要 | |
|---|---|
| 端末名 | Legion Y700 Gen4 |
| 型番 | TB322FC |
| 発売年 | 2025年1月 |
| 備考 | コードネーム:Elden グローバルモデル:なし |
仕様・スペックは以下の通りです。
| OS | ZUI 16 ※Android 14ベース |
|---|---|
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite |
| メモリ/ストレージ | 12GB + 256GB 16GB + 512GB |
| カメラ | 画素数:5,000万画素(背面メイン) 画素数:800万画素(インカメラ) |
| ディスプレイ | サイズ:8.8インチ(LCD) 最大リフレッシュレート:165Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
| 解像度 | 解像度:3,040×1,904(WQXGA) 画面比率:16:10 |
| ネットワーク・通信 | Wi-Fi 7 Bluetooth 6.0 ※キャリア通信は非対応 |
| MicroSDカード | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
| サイズ | 長辺:207mm 短辺:128mm 厚さ:6.9mm |
| 重さ | 340g |
| バッテリー容量 | 7,600mAh |
| 防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
| NFC | NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
| その他 | USB Type-C (USB 3.2 Gen 2 + USB 2.0) バイパス充電:対応 |
| 備考 | USB 3.1 Gen 2 Type-C ×1 USB 2.0 Type-C ×1 イヤホンジャックなし microSDカードスロット復活 |
特徴としては、何といってもSnapdragon 8 Elite搭載かつGen3で廃止されたSDカードスロットが復活しています。またその他のスペックも全体的に底上げされており、最強のタブレットとなっております。

[2026年4月追記]
筆者も待ち望んでいたGen4のグローバル版ですが、まさかの後継機であるGen5にてグローバル版が出るようです(涙)
Legion Y700 Gen5
Legion Y700 Gen5は2026年発売された5代目のLegionタブレットです。モデル名がシンプルになったおかげかまた販促画像が干支に戻ってますね(笑)

| 製品概要 | |
|---|---|
| 端末名 | Legion Y700 Gen5 |
| 型番 | TB323FU |
| 発売年 | 2026年3月 |
| 備考 | コードネーム:Baldur グローバルモデル:Lenovo Legion Tab (8.8″, 5) 干支:午 |
仕様・スペックは以下の通りです。
| OS | ZUI 17 ※Android 15ベース |
|---|---|
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen5 |
| メモリ/ストレージ | 12GB + 256GB 16GB + 512GB 24GB + 1TB |
| カメラ | 画素数:5,000万画素(背面メイン) 画素数:800万画素(インカメラ) |
| ディスプレイ | サイズ:8.8インチ(LCD) 最大リフレッシュレート:165Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
| 解像度 | 解像度:3,040×1,904(WQXGA) 画面比率:16:10 |
| ネットワーク・通信 | Wi-Fi 7 Bluetooth 6.0 ※キャリア通信は非対応 |
| MicroSDカード | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
| サイズ | 長辺:206mm 短辺:128mm 厚さ:7.99mm |
| 重さ | 360g |
| バッテリー容量 | 9,000mAh |
| 防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
| NFC | NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
| その他 | USB Type-C (USB 3.2 Gen 2 + USB 2.0) バイパス充電:対応 |
| 備考 | USB 3.1 Gen 2 Type-C ×1 USB 2.0 Type-C ×1 イヤホンジャックなし microSDカードスロット復活 |
2026年3月から中華モデルが発売されており、アリエクにも出品されていますね。バッテリー容量の向上や新たに「24GB + 1TB」モデルが追加されておりますが、個人的には新色の登場に目が行きました。

ただこのライムグリーンは欧州限定?だったり。またグローバル版は2026年5月頃に発売されるようなので気になる方はチェックしておきましょう。
③ さいごに
Legionシリーズについて紹介してきましたが、「スペック」「価格」「グローバル版有無」を考えると「Gen3」が安定かと思いますが、シリーズで唯一「MicroSDスロットがない」んですよね・・・。

そういう意味だとまだLegionを持っていない方は最新のGen5を購入するのが良いかもしれません。


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