今回はYoutubeやインスタ、TwitterなどのSNS上の動画や画像を簡単に保存できる脱獄アプリ『DLEasy』の紹介です。
脱獄アプリなのでiOS端末の脱獄(Jailbreak)が必須となります。未脱獄の方は以下の記事を参考にしてみてください。
脱獄関連は端末の故障やトラブルにつながる場合があるので、当記事の内容はすべて自己責任で行ってください。
① DLEasy
Price(価格) | $2.99(約450円) |
Section(カテゴリ) | Tweaks |
Author(製作者) | AhmedBafkir |
Repo(配布元) | Havoc |
Support iOS | iOS 12.0 – 16.3.1 |
こちらは、Havocが配布している有料アプリとなりますが、CydiaやSileoでは配布してされていないので『Zebra』というインストーラーから入手する必要があります。
Zebraの導入
以下のリポジトリを追加して『Zebra』と検索し、インストールしましょう。
【https://getzbra.com/repo/】
*アイコンをタップすることでCydiaとSileoのそれぞれにレポジトリを追加できます。
2023年10月現在、最新バージョンは1.1.36です。
インストール出来たらZebraを開いてみましょう。
まずはCydiaやSileoに登録してあるリポジトリをZebraにも登録する必要があります。
下部メニューバーから「リポジトリ」をタップして左上の「+」をタップします。
ここにリポジトリ(URL)を入力することでリポジトリを登録できます。「複数追加」で複数のリポジトリをひとまとめに登録することもできます。
今回『DLEasy』をインストールするために配布元のHavocのリポジトリも追加しましょう。
【https://havoc.app/】
これで下準備は完了です。
Zebraは日本語にも対応しており現在も開発が続けられているインストーラーなので今後CydiaやSileoに代わる存在になるかも知れませんし、ぜひ利用しておきましょう。
DLEasyをインストール
Zebraで『DLEasy』と検索し、インストールします。
ここでは割愛しますが、有料アプリの購入方法は以下を参考にしてみてください。
2023年10月現在、最新バージョンは2.13.6です。
② 基本機能
DLEasyがインストールできたら「設定」アプリを開き、DLEasyをタップします。
以下のようにアプリの一覧が表示された画面になります。
雲のマークは「未インストール」もしくは「アップデート可能」の状態時に表示されます。通常のON/OFFトグル表示ではこれをタップすることで保存機能のON/OFFが設定できます。
インストール済みのアプリに雲マークがついていてON/OFFできない場合は、基本的にアップデートしないとDLEasyが不安定になります。
しかし、あえてアップデートを避けているアプリもあるかと思います。そんなときは、DLEasy設定画面を下にスクロールし、「Show Toggles」をONにすると以下のように雲マークがON/OFFトグルに変わります。
あとは保存機能を適応させたいアプリをONにしておけば設定は完了です。ただし、アプリをアップデートせずに使用する場合はDLEasyがうまく動作しない場合があります。(詳しくは後述)
③ 使い方
いくつかのアプリを例に使い方を紹介します。
Youtube
YouTubeの公式アプリを開き、保存したい動画を検索して開きます。そして再生中の画面を長押しすると以下のような表示が現れます。
「Video」をタップすると動画で保存、「Audio」をタップすると音声で保存ができます。ちなみに、「Video」を選択した場合は保存する画質も選択できます。
ダウンロードが完了したら、下部メニューバーから「DLEasy」をタップします。すると、保存された動画が表示されます。(上部の「Video」と「Audio」タブで動画と音声の保存先が分かれています)
ここで保存された動画を長押しすると以下のような表示が出ます。
・「Play」:動画の再生
・「Import」:「ミュージック」へインポート
・「Save」:写真フォルダへ保存
・「Share」:SNS等でシェア
・「Delete」:削除
・「More Options」:リネームや動画の一括インポートなど
標準ミュージックアプリに動画や音声をインポートするとライブラリから再生することもできます。
インスタの場合も、投稿された画像を長押しすることでポップアップがでるのでそこから保存できます。投稿に複数の画像がある場合は、表示されている一枚だけを保存するかほかの画像もすべて保存するか選択できます。
ちなみにストーリーの画像も長押しすることで保存できます。
タイムライン上の動画を長押しするか、右上の「↓」をタップすると保存画面が出てきます。
あとは画質を選択したら写真フォルダへ保存されます。
ちなみに、Twitterでは一部の動画が保存できない(真っ白な動画が保存される)不具合や、画質選択の表示がおかしくなる不具合が筆者の環境で確認されました。
原因は不明ですが、少なくとも筆者の環境では最新のDLEasyを使っていないので、もしかするとそれが原因かも知れません・・・。
その他、Facebookなどのアプリもだいたいは長押しすることで保存できるかと思います。
④ DLEasyが動作しない
先ほど述べたように、アプリのバージョンを意図的にアップデートせずにDLEasyを利用する場合うまく動作しないことがあります。
以下は筆者のTwitterを例に説明します。
今回、最新版のDLEasy(v2.13.6)をインストール後、設定画面にいくと『Twitter』の項目が雲マークになっていました。
ここで雲マークをタップしてAppStoreに飛びますが、筆者の環境(iOS14.4.2)では今インストールされているTwitterのバージョン(v9.44)がサポートされている中での最新版で、これ以上アップデートするにはiOS自体をアップデートする必要があります。
ここで、DLEasy設定画面の『Compatible Versions』をタップします。
以下のような画面になりますが、各アプリの横に表示されているバージョンかそれ以上のバージョンが基本的に必要となります。
上記の例では、DLEasy(v2.13.6)がサポートしているTwitterのバージョンはv10.4以上となります。
ここで、対策できる方法としては以下の2通りです。
① アプリのバージョンを変更
DLEasyがサポートしているバージョンへアプリをアップデート(もしくはダウングレード)することで動作が安定することがあります。
AppStoreのアプリを任意のバージョンへ変更する方法については以下の記事を参照してください。
基本的に最新のDLEasyがサポートしている各アプリのバージョンと同じバージョンに変更することがベストです。
しかし、筆者の環境ではTwitterをv9.44以上にアップデートできないため、DLEasyがサポートするv10.4へ変更することができません。
このような場合には次の方法が有効です。
② DLEasyのバージョンを変更
DLEasyのバージョンを下げることによって、サポートするバージョンも下げることができます。
ZebraからDLEasyを表示させ、「ダウングレード」をタップします。すると過去のバージョンが表示されるので任意のバージョンへ変更しましょう。
筆者の場合、3つ前のバージョン(v2.13.2)のDLEasyをインストールすることでサポートするTwitterのバージョンがv9.37.1となり、筆者の環境であるTwitter(v9.44)に対応できる状態になりました。
- アプリのバージョンを変更する
- DLEasyのバージョンを変更する
基本的にこの2つのどちらかで対応できるかと思いますが、DLEasyのバージョンを下げすぎると保存動作そのものが不安定になったり他のアプリで対応できなくなる場合もあるので注意しましょう。
⑤ おわりに
ネット上の動画や写真の保存は自己責任で行いましょう。悪用や転載などはしないように十分注意して楽しみましょうね!
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