今回はアプリのバージョンを好きなバージョンへアップデート&ダウングレードできる脱獄アプリ『AppStore++』の紹介です。
脱獄アプリなのでiOS端末の脱獄(Jailbreak)が必須となります。未脱獄の方は以下の記事を参考にしてみてください。
脱獄関連は端末の故障やトラブルにつながる場合があるので、当記事の内容はすべて自己責任で行ってください。
① AppStore++
Price(価格) | Free(無料) |
Section(カテゴリ) | Tweaks |
Author(製作者) | CokePokes |
Repo(配布元) | CokePokes |
Support iOS | iOS 11.x – 15 |
以下のリポジトリを追加して『AppStore++』と検索し、インストールしましょう。
【https://cokepokes.github.io/】
*アイコンをタップすることでCydiaとSileoのそれぞれにリポジトリを追加できます。
2023年10月現在、最新バージョンは0.10.1-5です。
② 使い方
アップデート&ダウングレードは以下のように行います。
Upgrade & Downgrade
まずは『AppStore』の公式アプリを開き、アプリ検索でバージョン変更したいアプリの画面を表示させます。(検索じゃなくてもとりあえずアプリの画面を表示できればOKです)
ここで「アップデート」ボタンを長押しします。最新バージョンを使っている場合は「開く」ボタンを長押しします。
すると以下のようなポップアップが出てくるので「Upgrade/Downgrade」をタップします。
ここで10~20秒ほど待つと以下のような画面になります。この待ち時間は何も操作せずに待ちましょう。(操作するとAppStoreのアプリが落ちたりする場合があるそうです)
ちなみに現在のバージョンは上のほうにある「Installed」の横に表示されます。
あとは好きなバージョンをスクロールして選択するとアップデート(ダウングレード)が始まります。
ソシャゲのアプリや金融系アプリの場合はダウングレードすると、アプリが起動できない(アップデート勧告出る)ことが多いのでダウングレードしないほうが良いです。
Manual Install (Advanced)
さきほどのバージョン選択画面に表示されていないバージョンに関しては手動でバージョン指定してアップデート(ダウングレード)することもできます。
まずは先ほどと同様に長押しで以下の画面を表示させ、「Manual Install (Advanced)」をタップします。
すると以下のような中国語のサイトに飛びます。
「版本号」はバージョン、「版本ID」がバージョンIDとなっているので任意のバージョンを探してその版本IDをメモするなりコピーするなりします。
その後、右上の「完了」をタップして戻ると以下のようなポップアップが表示されるので先ほど見つけた版本IDを入力して「Install」をタップすると任意のバージョンへ変更できます。
Block Updates
意図的にアップデートを避けているアプリもあるかと思います。特にツイッターとかはアップデートするたびに改悪されることが多いですよね。
そういった場合にずっと表示されるアップデート通知(バッジ表示)を非表示にできる機能が「Block Updates」です。
「Block Updates」をタップするとアップデート一覧から表示されなくなり、バッジ数(アップデートできるアプリの数だけAppStoreアプリの右上に表示される数字)にもカウントされなくなります。
元の状態に戻すには、AppStoreからマイアカウントを表示させそこから「購入済み」をタップします。
アプリ一覧が表示されるので先ほどブロックしたアプリを探し、「アップデート」長押しから「Unblock Updates」をタップすることで戻すことができます。
③ おわりに
脱獄の都合上、iOSのバージョンを上げていない方も多いかと思いますが、そうすると公式アプリがバージョン制限を設けていることで最新バージョンのアプリにアップデートできないことがあります。
この場合は残念ながら新しいバージョンへのアップデートはできず、自身のiOSが対応している最も上のバージョンがインストールされます。(筆者の環境ではツイッターをXへアップデートすることはできませんでした)
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